エステティシャンは肉体労働?
エステティシャンの見えない苦労
エステティシャンと言えば、どのようなイメージをお持ちでしょうか。いつも清潔な制服を着て、優雅な手つきでお客様のお手入れをする姿や、丁寧に施されたメイクなどから、なんとなく華やかできれいな仕事のように考えられています。しかし、実情は決して甘いものではありません。きれいな仕事や、華やかな仕事ばかりではないのです。確かに、仕事上肌をきれいに保ったり丁寧にメイクをしたりすることは、義務のようなものです。制服も、常に洗濯してアイロンをかけた状態のものを着用します。扱う商品は化粧品ですし、高価な化粧品をたっぷり手にとってお手入れしていきますので、必然的に手もきれいになりますし、手が荒れていては仕事になりません。ところが、その裏では洗濯や掃除など、手を荒らすような仕事も多くあります。ボディのお手入れは、全身の力を込めて行いますので、全身が疲労します。フェイシャルのお手入れも、ずっと同じような体勢で1時間近く丁寧にしていますので、腰や肩に疲労が残るのです。華やかに見える裏で、それ以上の時間をかけて苦労もしています。ちょうど、優雅に泳ぐ白鳥が水中では必死に足を動かしているように、エステティシャンは、その疲労も努力も、決してお客様に見せてはならないのです。日常の生活を忘れるために訪れているエステサロンで、エステティシャンの人間的な一面が見えると、がっかりしてしまうお客様もいるものです。